11日、12日と、乳房超音波講習会のため幕張に行ってきました😙

講習会といっても、今回は受講生ではなく、講師としての参加です✏️

検診における乳房超音波のニーズが高まる中、しっかりと診断できる技術と知識が求められます。

マンモグラフィと違い、超音波検査は、言うなれば「一回勝負」の検査。

どういうことかと言うと、

マンモグラフィは撮影された画像を、通常二人以上の読影認定医が読影し、結果が出されます。
その画像を後日見直すことができます。

しかし超音波検査は、その場で所見を拾わなければそのままにされてしまうし(いわゆる見落とし😱)、逆に迷って何でもかんでも「所見あり」にしてしまうと、不要な精密検査の数が増えてしまいます(偽陽性の問題)💦😰

その場で良悪性の判断をしなければならない、判断力の求められる検査なのです。

技量、そして知識とセンスに左右される検査なのです。

今回は日本産婦人科乳腺医学会が主催する会のため、受講生の多くは産婦人科医でした。

産婦人科の先生方の、乳腺診療への積極的な参加は、とても心強く、同士が増える喜びを感じます✨

講習会は二日間に渡って行われ、最後に試験を受けるスケジュールとなってます。

全体講義を受けた後(今回は感染対策のためe-Learning)、少人数に分かれてグループ講習をします。

私はそのグループ講習の一つを担当しました。

50分の講座を約5回繰り返します(^◇^;)
なかなかハードなんです、、、

しかし、受講生の方は真剣勝負で挑んでいらっしゃるので、一回一回に気合を入れて、真剣勝負で熱く取り組みました。

皆さん非常に熱心に勉強されていて、ディスカッションも盛り上がりました✨

2日目のテストは、100問の画像を読んでいきます。
(ちなみにマンモグラフィの試験も100問です)

終わったら、そりゃもう、ヘトヘトですよね(-｡-;

お疲れ様でした。

そして、明日からの診療に役立つことを願います。

乳癌患者さんが、より早期に見つかるよう、明日からも頑張ります✊